今後の相続について考え出すと「誰が相続するか」「相続した不動産をどうするか」という話になりがちですが、不動産相続の場合はまず外壁・屋根塗装などの「住宅の補修リフォーム」について考えることがおすすめです。
一見突拍子もない意外な話に聞こえますが、どなたが相続される場合でも相続税対策や管理面でのメリットがあるため、是非最初にご検討いただきたい対策です。
今回は「外壁塗装リフォームでの不動産相続対策」についてご紹介いたします。
「外壁・屋根の塗装が建物を劣化から守っている」ということはご存知でしょうか?
建物は日々紫外線や風雨などの自然の影響を受けていますが、外壁自体には防水などの効果がないことが多いため、塗装によって保護しているのです。
しかし古い建物の場合、前回の塗装から10年以上経っている場合も多く、防水性などの保護効果がなくなっていることも少なくありません。
相続前に一度塗装をしておくことで、相続後のどの使い方であっても劣化を抑える働きが期待できます。
核家族化が進んだ影響で空き家として管理される方も増えておりますが、不動産が遠方にある場合や相続された方の状態によっては頻繁に管理することが難しいケースも見られます。
誰も使用していない不動産は想像以上に傷みやすいため、意識せずに放置しているとあっという間に倒壊などのリスクが高い「特定空家」と判断されてしまうことも……。
特定空家に認定されると固定資産税が最大で6倍になる場合もあるため、劣化しにくい環境を作ることが重要です。
定期的に塗装を行うことで劣化を抑えることができますので、住宅を活用されない場合にも是非一度ご相談ください。
「相続税対策」も、外壁・屋根塗装を相続対策としておすすめする理由のひとつです。
相続税対策の基本は「相続財産を減らすこと」。
リフォームをすると当然工事費用がかかるため、相続財産を減少させることができます。
前述の通り劣化対策にもなるため「相続時に高い税を取られた状態でさらにメンテナンスが必要になる」という事態を防ぐことにも繋がり、相続される方の負担をより軽減することができます。
この時、増築などの大規模リフォームや水回りの交換リフォームなどの住宅価値の上がるリフォームでは相続税評価が上がってしまいますが、現在劣化している部分を修繕する住宅の維持のためのリフォームであれば、節税効果があります。
外壁・屋根塗装も維持リフォームとなりますので、是非一度ご検討ください。
リフォームの中でも効果が分かり辛く、後回しにされがちな外壁や屋根の塗装ですが、近年では豪雨や強い台風も増えており、塗装の防水効果が切れたまま放置しておくことで、雨漏りなどの被害が発生するリスクも高まっています。
雨漏りしてから補修すると本来必要のない出費が発生し、リフォーム費用が高額化してしまう場合がありますので「未然に防ぐ・被害が少ないうちに直す」を念頭に、外壁や屋根の塗装、そしてベランダの防水塗装などもご検討ください。
雨漏り対策や防水塗装についてはこちらの記事でもご紹介しておりますので、是非合わせてご一読ください。
屋根・外壁塗装で雨漏り対策
ベランダ防水塗装 剥がれ・ひび割れは要補修?
おつど塗装はあきる野市を拠点に、青梅市・羽村市・福生市など周辺地域に根差して塗装を行う国家資格「一級塗装技能士」在籍の塗装会社です。
塗装のプロがお客さまのご希望をしっかりお聞きし、建物の状態やご予算に合わせて、最適な塗装のご提案から、丁寧な施工、アフターサポートまで、塗装を通してお客さまに安心と喜びをご提案いたします。
是非お気軽にお問い合わせください。
Other News
東京都あきる野市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装をはじめ、内装塗装、
防水工事などさまざまな塗装工事を承っております。
お見積りや塗装のご提案も承っておりますので、お気軽にご相談ください。